キャッシングローンには注意事項有り!要点を押さえ上手に利用しよう

キャッシングローンは担保も保証人も必要無く、ATMで簡単に融資が受けられるので大変便利なため、利用している人は大勢いるのではないでしょうか。特に最近では貸金業法が改正されて、金利も低く抑えられているため、安定した収入さえあれば、返済にもそれ程困ることは無い筈です。このように良いことづくめに見えるキャッシングローンですが利用の仕方によっては知らず知らずに損をしている場合もあります。注意事項を理解して上手に利用しましょう。

利用しているATMに注意

最近では利用者の利便性を図る為、消費者金融や銀行の提携が進んでおり、場合によっては近くのコンビニに設置されているATMでも融資が受けられるようになっています。実はここに大きな問題が有るのです。これらの提携ATMを利用する場合、以前は手数料が必要無いものが多かったのですが、現在では手数料が必要な場合が増える傾向にあります。したがってこれらのATMを利用するとその都度105円の利用手数料が掛かっているわけです。

手数料が利息よりも大きい

一回105円ぐらいは仕方がないだろうと言う人もいるかもしれませんが、利用方法次第で実は利息よりも高くなってしまう場合が有ります。例えば給料日前の1週間だけ5万円を年利10%で借りたとします。1週間後に一括返済で返済したとすると、掛かる利息は約96円です。これに対して借入と返済で2度提携ATMを利用したとすると利用手数料が210円になり、利息の倍以上と言うことになります。微々たる額とみるのか大きな額とみるのかは利用者次第ですが手数料の事も良く考えて利用しましょう。

リボルビング払いでの注意

多くのキャッシングローンの返済ではリボルビング払いが利用されています。返済額が一定ですので利用者も歓迎している返済方法なのですが。ここにも注意事項があるのです。実はリボルビング払いの場合、元本が大きくなると利息も大きくなるので、毎月定額で返済していると、利息分が大きくなりますから元本がなかなか減っていかないという特徴を持っています。したがって必然的に返済期間が長くなってしまう訳です。返済期間が長くなるとどうなるかというと利息が増えることになって総返済額が膨らんでしまいます。

利用金額の増加に注意

また利用してみると大変便利なキャシングローンですが、多くの人は徐々に利用場面が増えて利用金額が大きくなっていきます。このため返済するのが常態化してしまい、いつまでたっても完済するということが無くなっていきます。場合によっては利用限度額まで使い果たし別のキャッシングローンにも手を出してしまうような人もいます。そうなると2つ分のキャッシングローンの返済を行わなければならなくなり、徐々に返済が厳しくなって追い詰められていき、結局多重債務に陥って破綻する場合もあります。

自分なりの注意事項を纏めておこう

ここに挙げた注意事項は一般的に言えることですが、この他にも自分の利用の仕方次第でどうしても利用しすぎてしまう場合もあり、その理由などを分析してそれを防ぐために自分なりに注意事項を纏めておくと良いでしょう。キャッシングローンは大変便利なものですが、要するに借金です。借金は当然ですがしない方が良いのです。ですから利用する前にこの注意事項を見てなるべく利用しない、利用するにしてもなるべくお得な方法で利用できるようにしておきましょう。

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