モビットでの借入の残高はあなたの返済にこれだけ影響する!

モビットのカードローンも他社と同じように返済はリボ払いを採用しています。なぜなら、カードローンは利用額の範囲内で、そのたびごとに借り入れ額が変動しますので、ある時点で全体の借入額を確定して、それを分割で返済する、というのが不可能だからです。

このリボ払いについては多くの皆さんがわかったようでいて、いまいち分割払いと区別がつかないでいる方もおられると思います。リボ払いは借り入れたお金の残高に応じて、毎月一定額を返済する、というシステムです。毎月の支払額が一定であるので、予算を立てる上ではわかりやすく、短期的にみると負担が少ないように感じるのですが、長期的にみれば多くのコストを払わされるシステムです。

例えば、あなたが50万円をカードローンでモビットから借り入れたとしましょう。リボ払いによる毎月の返済は1万円です。もちろん、50回支払って終わるわけではありません。なぜなら、金利を含めなければならないからです。実質年率18パーセントの金利が付きます。ややこしい計算はここでは省きますが、1万円を支払った場合、金利分はそのうちの3000円くらいで、残りの7000円は元本の支払に回されます。次回の支払いの際には、やや減った元本に対してまた利息が付きます。そんなことを繰り返していくと大体どのくらいで返済をし終えるのでしょうか。答えは60回です。

では、その支払終えた場合の利息の支払は合計どのくらいになるのでしょうか。これもややこしい計算はここではしませんが、10万円くらいになります。これは貸金業者にとってはまさに錬金術です。もともと50万円だったお金が数年を経てなんと10万円上乗せされて返ってくるわけです。

それもこれも毎月の支払が少ないことに起因しています。それゆえ毎月元本がほとんどへらず、ずっと利息が生み出され続けていた、ということなのです。ですから、リボ払いには注意してください。モビットでカードローンを借りた方はできれば、繰り上げ返済をしてとにかく早めに元本を減らすことです。

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